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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

最終更新日:2026年08月26日

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が何度も止まったり浅くなったりし、睡眠と全身に負担がかかる病気です。いびきだけでなく、朝の頭痛、日中の眠気、集中力低下、不眠や気分の不調として現れることもあります。このページでは、気づく手がかり、検査の選び方、CPAPなどの治療、運転や仕事の注意点、受診の目安まで説明します。

SASの中心は、呼吸停止そのものに加えて、呼吸を再開するたびに脳が短く覚醒し、酸素濃度や胸腔内圧が繰り返し変動することです。本人が目を覚ました記憶を持たなくても、睡眠は細かく分断されます。その結果、十分な時間を寝たつもりでも休息感が乏しくなり、日中の働きにも影響します。

最も多い閉塞性睡眠時無呼吸では、睡眠中にのどの空気の通り道が狭くなります。肥満は重要な要因ですが、あごの形、舌や扁桃の大きさ、加齢、鼻づまりなども関係します。体格が細い人や女性にも起こります。

症状だけで重症度は決まりません。強い眠気がない重症例もあれば、検査上は軽症でも不眠や疲労に困る人もいます。いびきの録音、スマートウォッチ、質問票は受診の手がかりになりますが、診断と治療方針には医療用の睡眠検査が必要です。

睡眠時無呼吸症候群を疑うサイン

SASは、自分より家族や同居者が先に気づくことの多い病気です。夜の呼吸と、朝・日中の変化を一続きで見ると手がかりが増えます。

眠っている間に周囲が気づくサイン

  • 大きないびきが続き、途中で静かになった後にあえぐように再開する
  • 呼吸が10秒以上止まる場面を繰り返し指摘される
  • 息苦しさ、むせ、動悸で目が覚める
  • 寝相が激しく、落ち着かない睡眠になっている
  • 夜中に何度も目が覚める、または夜間の尿回数が増えた
  • 口を開けて眠り、口やのどの乾燥が強い

朝と日中に現れるサイン

  • 起床時に頭痛、のどの痛み、強い口渇がある
  • 睡眠時間を確保しても熟睡感がなく、朝から疲れている
  • 会議、読書、テレビ視聴中に眠り込む
  • 運転中や信号待ちで眠気を感じる
  • 集中しにくく、物忘れや仕事上のミスが増えた
  • いら立ち、意欲低下、気分の落ち込みが続く

当てはまる項目の数だけで診断は決まりません。夜更かし、交代勤務、飲酒、ほかの睡眠障害や身体疾患でも似た変化が起こります。一方、眠気を自覚しにくいSASもあるため、症状が少ないことだけで除外もできません。

いびきだけの人とSASの違い

いびきは上気道が狭くなって振動する音です。呼吸の流れや酸素濃度が保たれている「単純ないびき」もあります。SASでは、空気の流れが止まる無呼吸や大きく減る低呼吸が反復し、覚醒反応や酸素低下を伴います。音の大きさだけで両者を分けることはできません。

毎晩の大きないびき、目撃された呼吸停止、日中の眠気、高血圧などが重なるほど検査の必要性が上がります。録音アプリが静かな時間を示しても、それだけでは呼吸停止か、寝返りや録音条件による変化かを判断できません。

いびきが目立たないSASもあります

いびきの訴えが弱い人にもSASはあります。一人暮らしでは観察者がいません。女性では、典型的ないびきや強い眠気より、不眠、疲労、朝の頭痛、気分の不調が前面に出ることがあります。やせ型でも、下あごが小さい、舌が収まる空間が狭い、扁桃が大きいといった形態的な要因で気道が狭くなります。

不眠や気分の不調の背景に隠れることがあります

SASによる短い覚醒を「何度も目が覚める」「眠りが浅い」と感じ、不眠を主訴に受診する人がいます。睡眠の分断は集中力や感情調整にも影響し、抑うつ、不安、いら立ちに似た症状を伴うことがあります。精神症状があっても、いびき、呼吸停止、朝の頭痛、治療抵抗性の高血圧などがあれば睡眠呼吸の評価を組み合わせます。

眠っている間に何が起きているのか

SASには、空気の通り道が塞がる閉塞性と、脳から呼吸の指令が一時的に弱まる中枢性があります。検査では、呼吸の流れだけでなく胸や腹の呼吸運動も見て区別します。

最も多い閉塞性睡眠時無呼吸

眠ると、舌とのどの筋肉が緩みます。もともと気道が狭い人では、吸うときの陰圧によって上気道がさらに潰れ、呼吸が止まります。酸素濃度が下がり、脳が短く覚醒すると筋肉の緊張が戻って呼吸が再開します。この周期が一晩に何度も反復します。

関係する要因は一つに決められません。肥満による首や舌周囲の脂肪、あごや顔面骨格、扁桃肥大、加齢、閉経後の変化、仰向け、飲酒、鎮静作用のある薬などが重なります。高血圧、心房細動、心不全、2型糖尿病、脳血管疾患との関連も報告されています。ただし、SASが個々の病気の唯一の原因という意味ではなく、双方に共通する要因も含めて評価します。

中枢性睡眠時無呼吸は原因と治療が異なります

中枢性睡眠時無呼吸では、呼吸停止中に胸腹部の呼吸努力も消えます。心不全、脳卒中などの神経疾患、高地、オピオイド系鎮痛薬などと関係する場合があります。閉塞性と中枢性が混在することもあります。CPAP以外に、基礎疾患の治療や呼吸器・循環器・神経領域での精密評価、病態に合った陽圧療法が必要になる場合があります。

SASの診断は問診と睡眠検査で行います

診断は、症状、身体的特徴、併存症を確認したうえで、睡眠中の呼吸を客観的に測定して行います。質問票やウェアラブル機器の数値だけでは確定しません。

初診で医師が確認すること

  • いびき、呼吸停止、あえぎの有無:閉塞性無呼吸の典型的な経過を捉えます。可能なら同居者の説明や音声・動画も参考になります。
  • 眠気が起きる場面と睡眠時間:運転上の危険を評価し、慢性的な睡眠不足や過眠症との違いを確認します。
  • 体重変化、首・あご・鼻や扁桃の状態:気道が狭くなる要因と、耳鼻咽喉科・歯科口腔外科への相談の必要性を考えます。
  • 高血圧、不整脈、心不全、脳卒中、呼吸器・神経筋疾患:合併症と中枢性無呼吸の可能性、検査方法の安全性を判断します。
  • 服薬、飲酒、喫煙:睡眠薬、抗不安薬、オピオイドなどが呼吸や眠気に影響していないか確認します。処方薬は自己判断で中止しません。

自宅の簡易検査と終夜睡眠ポリグラフ検査

自宅で行う簡易検査は、鼻の気流、呼吸運動、酸素飽和度、脈拍などを一晩記録します。装着負担が比較的少なく、合併症の複雑でない成人に中等症以上の閉塞性SASが疑われる場合に有用です。脳波を測らない装置では実際の睡眠時間が分からず、記録時間を分母にするため、無呼吸の程度を軽く見積もることがあります。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)は、呼吸と酸素に加えて、脳波、眼球運動、筋電図、心電図などを測り、眠っていた時間と睡眠段階を含めて評価します。簡易検査が陰性・判定困難でも疑いが強いとき、重い心肺疾患、神経筋疾患、低換気、中枢性無呼吸、重度の不眠などが疑われるときはPSGが重要です。検査が自宅型か医療機関で技師が見守る型かは、必要な測定項目と病状で選びます。

AHIの数字と重症度の読み方

AHI(無呼吸低呼吸指数)は、睡眠1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数です。成人の閉塞性SASでは一般に、5以上15未満を軽症、15以上30未満を中等症、30以上を重症とします。AHIが5以上でも、日中症状や高血圧などの関連する状態があるか、AHIが15以上であることなどを合わせて臨床的に診断します。

AHIだけで負担の全体は表せません。酸素低下の深さと時間、仰向けやレム睡眠での偏り、覚醒反応、眠気、心血管疾患、仕事上の危険も治療選択に関わります。日本の保険診療でCPAPを導入する主な数値要件は、PSGでAHI20以上、簡易検査で40以上です。簡易検査の数値が40未満でも、PSGを行うことで適応を判断する場合があります。実際の適用は検査内容と最新の診療報酬要件を医師が確認します。

似た症状を起こす病気との違い

日中の眠気、疲労、集中力低下、中途覚醒は多くの病気に共通します。睡眠中の呼吸記録と、症状が起きる時間帯・経過を組み合わせて区別します。複数が同時に存在することもあります。

不眠症・うつ病との違い

不眠症では、眠る機会があるのに入眠や睡眠維持が難しく、日中の支障が続きます。SASでも呼吸再開時の覚醒によって中途覚醒が増えるため、訴えだけでは重なります。大きないびき、目撃された無呼吸、起床時頭痛、肥満や顎顔面の特徴があればSAS検査を検討します。

うつ病でも眠気、疲労、集中困難、意欲低下が起きます。気分や興味の変化、自責感などの経過を確認すると同時に、睡眠時間と呼吸も評価します。SASと不眠症、うつ病が併存する場合は、それぞれへの治療が必要です。睡眠薬や抗うつ薬の選択時にも呼吸状態を考慮します。

睡眠不足・過眠症との違い

慢性的な睡眠不足では、休日に長く寝ると眠気が軽くなる傾向があります。SASでは睡眠時間を延ばしても分断が続き、休息感が乏しいことがあります。まず就床・起床時刻を記録し、必要な睡眠時間が確保されているか確認します。

ナルコレプシーなど中枢性過眠症では、十分な夜間睡眠を確保しても抑えがたい眠気が続きます。情動で力が抜ける脱力発作、入眠時の幻覚、睡眠麻痺などが手がかりになります。SASを治療しても眠気が残る場合は、睡眠不足、薬の影響、過眠症を再評価し、必要に応じてPSGと反復睡眠潜時検査を行います。

身体疾患・薬・アルコールの確認

甲状腺機能低下症、貧血、心不全、慢性肺疾患、神経筋疾患なども疲労や夜間呼吸の異常に関係します。むずむず脚症候群や周期性四肢運動、概日リズムのずれも睡眠を分断します。診察所見に応じて血液検査や専門科評価を組み合わせます。

アルコールは上気道の筋肉を緩め、いびきと無呼吸を悪化させることがあります。鎮静作用のある睡眠薬・抗不安薬、筋弛緩作用のある薬、オピオイドは、病状や量によって呼吸と眠気に影響します。薬を急に止める危険もあるため、服薬一覧を医師へ伝えて調整します。

治療は重症度と原因に合わせて選びます

閉塞性SASの治療は、睡眠中の気道を保つことが中心です。中等症・重症ではCPAPが標準となり、軽症やCPAPが合わない場合には口腔内装置、体位療法、手術などを検討します。減量や飲酒調整は重要ですが、必要な機器治療を先延ばしにせず並行して進めます。

CPAP―中等症・重症で中心となる治療

CPAP(持続陽圧呼吸療法)は、鼻または鼻と口を覆うマスクから空気を送り、圧力で気道の閉塞を防ぎます。使用した夜から無呼吸を抑える作用が期待でき、過度の眠気、睡眠に関連する生活の質、高血圧の改善に関するエビデンスがあります。心筋梗塞や脳卒中を必ず防ぐとまでは言えず、併存疾患の治療も続けます。

効果は装着時間に左右されます。鼻づまり、口の乾燥、空気漏れ、圧迫感、皮膚の痛みで使いにくいときは、我慢して中断する前に相談します。マスクの型や大きさ、加湿、圧設定、鼻疾患への対応で改善することがあります。導入後は機器の記録から使用時間、漏れ、残る呼吸イベントを確認し、早い時期から調整します。

CPAPは使用中の閉塞を抑える治療で、自己判断で中止すると無呼吸が戻ることがあります。大きな減量、手術、口腔内装置への変更後に中止を考える場合も、再検査で治療効果を確認します。

口腔内装置・体位療法・手術

口腔内装置は、下あごを前方に保って気道を広げます。軽症から一部の中等症、またはCPAPに耐えにくい人が主な候補です。市販品を自己調整する方法より、睡眠医療を担当する医師の診断に基づき、歯科で個別に作製・調整する装置が推奨されます。顎関節痛、歯の移動、かみ合わせの変化を確認し、装着後の睡眠検査で効き目を評価します。

仰向けでAHIが増える体位依存性SASでは、横向きを保つ体位療法が役立つ場合があります。夜間を通した効果と継続可能性を確認します。扁桃肥大、鼻閉、顎顔面形態など明確な閉塞部位がある場合は、耳鼻咽喉科や口腔外科で手術を検討します。舌下神経刺激療法などには厳格な適応条件があります。

減量と生活上の調整

肥満を伴う人では、食事・身体活動・行動面を組み合わせた医学的な体重管理によってAHIが改善することがあります。減量後も無呼吸が残る場合があり、効果が出るまで時間もかかります。CPAPなどの治療が必要な重症度では並行して行います。体重が減った後も、治療変更前には再評価が必要です。

  • 飲酒、とくに就寝前の飲酒を控え、無呼吸と眠気への影響を観察する
  • 起床時刻を整え、必要な睡眠時間を確保して眠気を重ねない
  • 鼻づまりやアレルギー性鼻炎を治療し、CPAPを使いやすくする
  • 喫煙している場合は禁煙支援を利用し、心血管・呼吸器リスクを下げる

肥満を伴うSASに対する薬物療法

2026年5月、日本ではチルゼパチドが、BMI 27kg/m²以上の中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に適応を持つようになりました。体重減少を通じて無呼吸の改善を図る選択肢で、対象は厳格な条件を満たす患者に限られます。PSGなどで重症度を確認し、食事療法・運動療法を含む計画、施設と担当医の要件、安全管理を満たす必要があります。

吐き気、下痢、便秘などの消化器症状を含む副作用や、併存症・併用薬を確認します。CPAPなどの標準治療との併用や切り替えは、呼吸の重症度を見ながら判断します。適応、併用、投与期間は最新の添付文書と最適使用推進ガイドラインに沿って専門的に判断します。

治療後の経過と仕事・運転への対応

SASは長期的に管理することの多い病気です。CPAPで呼吸イベントが抑えられても、最初の数日で眠気が軽くなる人と、睡眠不足の蓄積や併存症のため改善に時間がかかる人がいます。1〜2か月の初期評価では、使用時間、マスク漏れ、残存AHI、眠気や血圧を確認します。効果が乏しいときは、装着不足、圧設定、別の睡眠障害、薬、うつ症状などを見直します。

運転中に眠気が出る間は、自動車・自転車の運転や危険機械の操作を避けてください。窓を開ける、音楽をかける、カフェインを飲むといった方法では安全を保証できません。家族の送迎、公共交通機関、業務変更などを使い、治療後も眠気が十分に改善したか医師と確認します。職業運転、高所作業、夜勤では、仕事内容と勤務時間を具体的に伝えることが重要です。

仕事を直ちに休むかは、眠気の程度、事故リスク、職務内容で判断します。デスクワークでもミスが続く場合は、一時的な残業・夜勤の制限、通院時間の確保を相談します。家族は、責めたり無理に起こしたりするより、いびきと呼吸停止の頻度、寝る姿勢、日中の居眠りを記録すると診療に役立ちます。

受診の目安と当院での診かた

呼吸停止を指摘された時点、または日中の眠気が安全や仕事に影響した時点が受診の目安です。長く様子を見るより、症状と合併症に応じた検査を選ぶことが重要です。

受診を考える具体的な目安

  • 家族から、いびきの合間に呼吸が止まる、むせると繰り返し言われる
  • 十分寝ても眠く、会議や作業中に居眠りする
  • 朝の頭痛、熟睡感のなさ、夜間頻尿、中途覚醒が続く
  • 運転中に眠気を感じた、または居眠り事故・ヒヤリとする場面があった
  • 高血圧が治療で下がりにくい、心房細動・心不全・脳卒中などがある
  • 体重増加後にいびきや眠気が強くなった
  • 不眠や抑うつの治療中でも、睡眠の質と日中機能が改善しない

通常の外来を待たずに対応する状態

強い眠気がある状態で運転を続けるのは危険です。安全な場所に停車し、その後は別の交通手段を使ってください。呼吸困難、胸痛、唇が紫色になる、意識がもうろうとする、片側の手足の力が急に入らない、言葉が出にくいなどがあれば、SASの予約日を待たず119番通報を含む救急対応が必要です。

当院で確認できることと専門科連携

当院では、いびき・呼吸停止、睡眠時間、日中の眠気、体重変化、仕事や運転、身体疾患、服薬、飲酒、不眠や気分症状を確認します。自宅での簡易検査と在宅の終夜睡眠ポリグラフ検査に対応し、結果と症状を合わせて説明します。適応を満たす場合はCPAPの導入と継続管理を行い、使用データや困りごとを確認しながら調整します。

検査結果が典型的でない場合や、中枢性無呼吸、重い心肺・神経疾患、低換気が疑われる場合は、呼吸器内科、循環器内科、神経内科や睡眠医療の専門施設と連携します。扁桃・鼻・顎の評価や口腔内装置が適する場合は耳鼻咽喉科、歯科・口腔外科へ相談し、病態に合う診療科を組み合わせます。

よくある質問

Q1.やせていても睡眠時無呼吸症候群になりますか?

なります。日本人では、下あごが小さい、顔面骨格や舌の位置によって気道が狭いなど、体格以外の要因も重要です。体重だけで検査の要否を決めず、呼吸停止や眠気などを確認します。

Q2.スマートウォッチの酸素濃度が低ければ診断できますか?

診断はできません。ウェアラブル機器は傾向を知る参考になりますが、装着状態や機種で誤差があり、無呼吸の種類も判断できません。気になる記録が続くときは画面を医師に見せ、医療用検査につなげます。

Q3.簡易検査で異常なしなら安心ですか?

症状と検査条件によります。簡易検査は実際の睡眠時間を測らないことが多く、軽症に見積もる場合があります。呼吸停止、強い眠気、心肺疾患などから疑いが残るときはPSGを検討します。

Q4.CPAPは一生続けますか?

長期継続する人が多い一方、減量、手術、口腔内装置などで治療方針が変わる人もいます。中止できるかは症状だけで決めず、再検査で無呼吸が十分に改善したことを確認します。

Q5.CPAPが苦しくて眠れません。どうすればよいですか?

マスク漏れ、鼻づまり、乾燥、圧への違和感など原因を分けると調整できます。マスク変更、加湿、装着練習、圧設定の見直しが選択肢です。機器を返却する前に、使用データと困る場面を担当医へ伝えてください。

Q6.横向きで寝れば治りますか?

仰向けで悪化する体位依存性SASには効果が見込めますが、横向きでも無呼吸が残る人がいます。検査データで姿勢との関係を確認し、治療後の効果も測定します。

Q7.睡眠薬を飲んでいても検査やCPAPは受けられますか?

多くの場合は評価できますが、薬の種類と量、服用時刻を検査担当医へ伝える必要があります。薬が呼吸や検査結果に影響することがあり、急な中止には離脱症状の危険もあります。変更は処方医と相談して行います。

参考文献

  1. 日本呼吸器学会ほか.睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020.ガイドライン本文
  2. Akashiba T, et al. Sleep Apnea Syndrome (SAS) Clinical Practice Guidelines 2020. Respir Investig. 2022;60(1):3-32. doi:10.1016/j.resinv.2021.08.010. PubMed
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  6. 厚生労働省.チルゼパチド製剤の最適使用推進ガイドライン(閉塞性睡眠時無呼吸症候群).2026.通知本文
  7. 厚生労働省 e-ヘルスネット.睡眠時無呼吸症候群/SAS.解説ページ

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この記事は精神科医が監修しています。

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