患者さまの価値観を尊重した
精神科診療を大切にしています
患者さまご自身が人生の主役であり、医師はその人生に伴走する一人でありたいと考えています。
当院が考える精神科医療の目的
精神科医療の最終的な目的は、その方がご自身の価値観に沿って、より納得できる生活を送れるようにすることだと、当院では考えています。
そのため当院では、患者さまご本人の希望や価値観を尊重し、治療や支援の方針を一緒に考えていくことを大切にしています。
ここで大切なのは、世間一般に「こうするべき」と考えられている価値観ではなく、患者さまご自身が何を大切にし、どのような生活や人生を望んでいるかということです。
当院では、患者さまご自身が人生の主役であり、医師はその人生を決める立場ではなく、患者さまが望む生活や人生を実現していくために、医療の立場から支える一人の伴走者でありたいと考えています。
ご希望やご事情を遠慮なくお伝えください
精神科・心療内科を受診される際には、さまざまなご希望やご事情があると思います。
- 仕事を少し休みたい
- できれば仕事は続けたい
- 診断書について相談したい
- 薬はなるべく使いたくない
- 家族にはまだ伝えたくない
- 今後の治療について、自分の希望も聞いてほしい
当院では、こうした治療や支援の方針についてのご希望を、遠慮なくお伝えいただきたいと考えています。
うまく話せなくても大丈夫です
診察室では、緊張してうまく話せなかったり、伝えたいことがその場で言葉にならなかったりすることも珍しくありません。そのような場合には、無理に口頭でお話しいただく必要はありません。あらかじめ紙やメモに、困っていること、医師に伝えたいこと、治療についてのご希望などを書いてお持ちいただき、そのまま診察時にお渡しいただいても大丈夫です。
「普通はこうするものだから」「周囲からこう思われるから」ということではなく、ご自身にとって何が大切なのか、どのような生活を望んでいるのかを率直にお聞かせください。
可能な選択肢を一緒に考えます
同じ症状であっても、仕事や家庭の状況、大切にしていること、治療に対する考え方は一人ひとり異なります。そのため、医師が一方的に方針を決めるのではなく、医学的な判断を行ったうえで、患者さまが何を希望されているのかを丁寧に伺い、可能な選択肢を一緒に考えていきます。
当院では、共同意思決定(Shared Decision Making:SDM)の考え方も参考にしながら、患者さまご自身の価値観を尊重した診療を大切にしています。
休職・復職、診断書の発行、薬物療法を行うかどうか、通院の頻度、ご家族への説明などについても、まずはご希望を遠慮なくお伝えください。
精神科を受診すること自体に不安を感じている方や、「こんなことを医師に言ってよいのだろうか」と迷っている方もいらっしゃると思います。
当院では、患者さまお一人おひとりの意思や価値観を尊重し、ご自身が望む生活や人生に向けて、ともに考えていく診療を大切にしています。
ご自身がどうしたいのか、何に困っているのか、どのような支援を希望されているのかを、どうぞ遠慮なくお聞かせください。